山本泰雄容疑者を逮捕、首相官邸ドローン事件で~原発政策に不満か

東京都千代田区にある首相官邸の屋上にドローンを落下させたとして、警視庁公安部は4月25日、福井県小浜市青井の無職、山本泰雄容疑者(40)を威力業務妨害の疑いで逮捕したと発表しました。

警視庁は身柄を東京に移し、詳しいいきさつなどを調べる方針です。

この事件は今月22日、首相官邸の屋上で、小型の無人ヘリコプター「ドローン」が見つかったもの。

警視庁は、取り付けられた容器の中に100グラム前後の砂が入っており、放射性物質が含まれていたことなどから、何者かが意図的にドローンを飛ばしたものとみて捜査をしていました。

その後、24日午後8時過ぎ、福井県小浜警察署に山本容疑者が出頭し、「反原発を訴えるために、自分が官邸にドローンを飛ばした。容器には福島の砂を入れた」などと話したということです。

出頭した際、山本容疑者はドローンのコントローラーのようなものや砂のようなものをもっていたとのことで、捜査を進めた結果、事件に関わった疑いが強まったとして、官邸に対する威力業務妨害の疑いで逮捕しました。

警視庁によりますと、山本容疑者は容疑を認めており、「4月9日午前3時半頃にドローンを飛ばした」と供述しているとのことです。

山本容疑者は自身のブログに、黒く塗装されたドローンや放射能マークが貼られた容器、「官邸サンタ」という名前の犯行声明文などを投稿していました。

また、首相官邸付近でドローンを飛ばし、操縦不能になった状況などについても書き込んでいました。

容器内の砂に関しても、ブログには昨年10月や今年3月付で東京電力福島第一原発のある福島県内に汚染土を採りに行ったことや、今月7日付で容器内に100グラム入れたことが記されていました。

警視庁は、警察庁科学警察研究所で砂を鑑定することにしています。

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