大阪で綿本聖也容疑者ら2人を逮捕~駐車監視員にエアガン発射容疑

大阪府警は5月12日、大阪城公園周辺の違法駐車の取り締まりに腹を立て、駐車監視員に向けてエアガンを発射したとして、21歳の大学生と18歳の高校生を逮捕しました。

公務執行妨害の疑いで逮捕されたのは、大阪市生野区巽東2丁目の阪南大学3年、綿本聖也容疑者(21)と、府内の高校3年の少年(18)です。

警察によりますと、2人は4月12日午前10時25分頃、大阪市中央区の大阪城公園東側の市道で、違法駐車の取り締まりに腹を立て、走行中の乗用車の窓から、警察の委託を受けている駐車監視員の50歳と68歳の男性にエアガンを連射し、職務の執行を妨害した疑いが持たれています。

プラスチック製のBB弾が2人の背中や頭に当たりましたが、怪我はありませんでした。

2人は逃走しましたが、乗用車のナンバーなどから、綿本容疑者らが浮上したとのことです。

乗用車は、少年の母親名義でした。

調べに対し、2人は容疑を認め、「バーベキューをするために駐車していたらステッカー(放置車両確認標章)を貼られ、腹が立った」などと供述しています。

4月16日には、大阪市東成区で通行人の男性が、車からエアガンで撃たれる事件があり、警察が関連を調べています。

現場周辺地図

大阪市中央区 大阪城公園