谷田部俊矢容疑者が宇都宮市松風台で殺人事件-無職男が母親を殺害

栃木県宇都宮市松風台で5月3日、20代の無職の男が母親を殺害する殺人事件が起きました。

この事件で栃木県警宇都宮東署は、宇都宮市松風台に住む無職・谷田部俊矢容疑者(28)を殺人未遂の容疑で逮捕しました。

容疑を殺人に切り替えて調べています。谷田部俊矢=やたべ しゅんや

発表によると谷田部俊矢容疑者は5月3日午前9時半ころ、宇都宮市松風台にある自宅で、同居する母親・谷田部和子さん(53)の首などを、包丁や果物ナイフで刺した疑いが持たれています。

その後、谷田部俊矢容疑者が返り血とみられる血の付いた服を着たまま、近所に住む男性に対して「母親を刺した」と話したことから、男性が午前10時15分ころに「包丁を持った男が、母親を刺したと言っている」などと110番通報し事件が発覚しました。

これを受けて宇都宮東署の警察官らが現場に駆けつけたところ、和子さんが自宅1階で、血を流した状態で倒れているのが見つかったということです。

和子さんは病院に運ばれましたが、まもなく搬送先の病院で死亡が確認されました。

谷田部俊矢容疑者は両親との3人暮らしでしたが、今のところ母親である和子さんをなぜ殺害したのか、その動機など詳しいことは分かっていません。

当時、父親は外出していました。

宇都宮東署は殺人事件として、事件に至った経緯や犯行動機などについて、詳しく捜査を進めています。