東北自動車道で走行中の車に投石の疑い~中山和一容疑者を逮捕

栃木県内の東北自動車道で、走行中の車にが投げつけられ、フロントガラスが壊されるなどの被害が相次いだ事件で、警察は6月20日、46歳の無職の男を逮捕しました。

器物損壊の疑いで逮捕されたのは、栃木県さくら市草川の無職、中山和一(わいち)容疑者(46)です。

警察によりますと、中山容疑者は15日午後7時頃、栃木県内の東北自動車道の宇都宮インターチェンジから矢板インターチェンジの間で、走行中の大型トラックに石を投げつけ、フロントガラスを破損させた疑いが持たれています。

この日、東北自動車道では同様の投石被害が30件相次いでいましたが、事件後に現場付近で不審な行動をとっていた車のナンバーから中山容疑者の関与が浮上。

19日午後11時半頃にも大型トラック17台が投石の被害に遭い、警察が付近を捜査したところ、中山容疑者の車を見つけ、逮捕しました。

調べに対し、中山容疑者は「仕事がなく、うっぷんを晴らしたかった」「石を投げて車にぶつけたことは間違いない」などと供述し、容疑を認めています。

警察は、19日夜を含めた一連の投石に関わっているとみて捜査しています。

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