元学習塾経営者の萩原美嗣容疑者を逮捕~教え子に強制わいせつの疑い

自らが経営するの教え子にわいせつな行為をしたとして、警察は9月28日、元学習塾経営の59歳の男を逮捕しました。

強制わいせつの疑いで逮捕されたのは、兵庫県加東市掎鹿谷(はしかだに)の元学習塾経営、萩原美嗣容疑者(59)=別の強制わいせつ罪などで起訴済み=です。

警察によりますと、萩原容疑者は2012年6月27日午後9時20分頃、当時学習塾を開いていた自宅1階の部屋で、当時中学2年の女子生徒(14)の胸を触るなどした疑いが持たれています。

先月中旬、塾に通っていた別の女子中学生が「体を触られた」などと被害を訴えたことから発覚し、警察は、強制わいせつの疑いで逮捕し、調べを進めていました。

萩原容疑者の部屋には隠しカメラでわいせつな行為を撮影した映像が保管されていて、DVDの映像などから、被害者は15人以上とみられています。

警察によりますと、塾は個別指導で、主に萩原容疑者が1人で生徒を教えていたということで、指導中、「頭が冴えるツボがあるからマッサージをしてあげる」などと持ち掛け、拒否できない生徒ばかりを狙ってわいせつな行為に及んでいたということです。

調べに対し、萩原容疑者は「15年ほど前から教え子に同じような行為をしていた」などと供述し、容疑を認めています。

警察は、さらに調べを進めています。