大阪府交野市私部西の市道で11月17日夜、走行中の乗用車が、路上に置かれたコンクリートの土台に乗り上げたはずみで電柱に衝突し、乗っていた男女が軽傷を負いました。
警察は、何者かが故意に土台を置いた可能性もあるとみて、殺人未遂の疑いで捜査しています。
17日午後11時35分頃、交野市私部西1丁目の市道で、走行中の乗用車が、路上に置かれたコンクリートの土台に乗り上げたはずみで道路脇の電柱に衝突しました。
この事故で、車を運転していた枚方市の男子大学生(19)と助手席の女子短大生(19)が胸を打ち、病院に搬送されましたが、いずれも軽傷です。
土台は直径30センチ、高さ36センチの円柱形で、高さおよそ1メートルの鉄製の棒が2本埋め込まれており、近くの駐車場でのぼり旗を立てるために使われていたものとみられています。
現場は片側1車線の直線道路で、土台は道路の中央付近に横倒しの状態で置かれていたということです。
男子大学生は「直前に気付いたが、よけきれなかった」と話しているということです。
警察は、何者かが故意に土台を置いた可能性もあるとみて、殺人未遂の疑いで捜査しています。
大阪府内では10月23日にも、大阪市住之江区の府道に置かれたコンクリートブロックにバイクが衝突し、運転していた男性(51)が死亡する事件が発生していて、警察が関連を調べています。
現場周辺地図
大阪府交野市私部西1丁目
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