3月31日に映画が公開!大人気シリーズ『ネメシス 』とはどんなドラマ?

2023年3月31日に「映画 ネメシス 黄金螺旋の謎」が公開されました。ネメシスは2021年4月から放送されていたドラマで、広瀬すずさんと櫻井翔さんが主演を務めた人気のドラマでしたね。今回公開された映画はドラマの最終話から2年後が舞台になっています。2年の月日が経ち、映画ではどのような展開が繰り広げられるのでしょうか。ドラマの放送から2年経過しているので、映画をより楽しむためにも「ネメシス」はどんなドラマだったか振り返ってみましょう。

ネメシスとは?

「ネメシス」は、日本テレビ系列で2021年4月期のドラマで、毎週日曜22時30分から23時25分まで放送されていました。広瀬すずさんと櫻井翔さんが主演を務め、全10話放送されました。

あらすじ

広瀬すずさん演じる天才的なヒラメキで事件を解決に導く助手・美神アンナと櫻井翔さん演じる一見デキル男風だが実はポンコツ探偵・風真尚希のバディが、「探偵事務所ネメシス」に舞い込む難事件を次々と解決していくミステリー・エンターテインメントドラマです。

アンナと風真の2人の目的は、突如失踪したアンナの父を探すこと。一つ一つの事件を解決し、父につながるヒントを見つけ出そうとするたびに、新たな謎が生まれます。しかし、無関係なはずだった事件は連鎖し、20年前の事件の謎の断片が明らかになっていきました。「探偵事務所ネメシス」の社長でアンナの父「美神始」の親友である栗田一秋を江口洋介さんが演じています。栗田は“20年前の事件”を知っている重要人物となっています。また、ネメシスは原作なしのオリジナル脚本で、難事件に挑む2人の笑えるやりとりも見どころです。

「ネメシス」はどんな意味?

今回のドラマのタイトルにもある「ネメシス」は聞きなれない言葉ですよね。ネメシス 意味はギリシャ神話で、人間に幸・不幸を分配する女神のことを言います。正義の鉄槌で悪を砕くギリシャの女神は度を越えた繁栄や高慢などに天罰を下したそうです。ドラマ『ネメシス』では、そんな名前がつけられた横浜の探偵事務所を舞台に繰り広げられます。

登場人物

ネメシスの主な登場人物について紹介します。

美神アンナ(みかみ アンナ)

「探偵事務所ネメシス」のスタッフである「アンナ」を広瀬すずさんが演じています。アンナは天才すぎる助手でポンコツ探偵である風真を陰からフォローし事件解決に導く重要な役割を担っています。別の世界に「入る」ことで集中し、事件を推理します。ゲテモノ食いで独特な味覚を持ち、ロープを使って事務所の2階の窓から外に抜け出すなど優れた身体能力と行動力の持ち主です。

アンナは幼いころに母親を亡くし、ネメシスが設立される3か月前までインドのケーララ州で暮らしていましたが、失踪した父である始を探すため栗田を頼って来日しました。

風真尚希(かざま なおき)

櫻井翔さんが演じる風真は「探偵事務所ネメシス」で探偵をしています。自称『名探偵』と名乗っていますが、CEOである栗田が依頼を解決していたため、探偵としてはほとんど実績がありません。事件解決は主に優秀な助手であるアンナから、イヤホン越しで推理を聞き披露しています。推理力は乏しい風真ですが、過去に数々の職業を経験をしており豊富な知識量や人脈を探偵業に活かしています。20年前は、筑波先端科学大学の立花ゲノム研究室でアンナの父・始の部下で、大和猛流、神田水帆と共に働く研究員でした。

研究室が閉鎖となったため、受精卵を盗み出した犯人を見つけるため栗田に弟子入りして探偵修業を始めました。

栗田一秋(くりた かずあき)

江口洋介さんが演じる栗田一秋は探偵歴30年のベテランで、現在は「探偵事務所ネメシス」のCEOを務めています。事務所をネメシスと改名後は風真に依頼の解決を任せ、自身は一線を退いています。アンナと共に風真の推理をフォローする一方で、親友である始(アンナの父)の行方や20年前の事件を追っていました。

20年前、始の研究室からゲノム編集された受精卵を盗み出した犯人捜しを始から依頼されており、身内の研究員の犯行であると絞り込むが犯人を見つけ出すには至りませんでした。その後、事件に巻き込まれ亡くなった神田水帆と美馬芽衣子の無念を晴らすため、事務所の名前を正義をつかさどるギリシャ神話の女神から拝借してネメシスと改名しています。

四葉朋美 / 菅朋美(よつば ともみ / かん ともみ)

アンナの数少ない親友である四葉を橋本環奈さんが演じています。アンナ同様に頭が良く、礼儀正しい風真に好意を抱いています。八景島シーパラダイスを訪れた際に偶然アンナと出会い、アトラクションの手錠を一緒にはめられ解除できなくなったことで行動を共にし始めました。爆弾脅迫事件を解決に導いたことでアンナと意気投合し親友になっています。しかしその正体は菅容子の一人娘・菅朋美でした。そしてゲノム編集されたアンナと、アンナが始からプレゼントされた遺伝子研究のデータが秘められたネックレスを手に入れ、母・容子と同じく発症したHSCMを治療するために動いていました。ドラマでも重要な人物で、今回の映画にも登場しています。

まとめ

ネメシスは人気のドラマだったため、映画公開を心待ちにしていた方も多いのではないでしょうか。ドラマの放送から2年経過しているので、映画を見る前におさらいしておくとより映画が楽しめそうですね。