ゆとり世代が初めて社会に出てから、この春で6年が経ちました。
ゆとり世代は社会に出た頃から、さまざまなバッシングを経験してきたので、後輩に対しても思いやりがある人が多いはず…と予想しますが、それでも年月が経つとやはり初心を忘れてしまうもの。
知らず知らずのうちに後輩に嫌われる一言を口にしてしまう場面もあるでしょう。
そこで今回は、新人ゆとり社員に聞いた「先輩に言われるとやる気を失うフレーズ」をご紹介します。
新人ゆとり世代のやる気を奪うフレーズ
社会人1年目といえば、右も左も分からず、失敗の連続が当たり前。
自分に自信が持てず、不安で押しつぶされそうなったときに、救いとなるのが「先輩」の存在です。
先輩の言動は新入社員のモチベーションに大きく関わってくるものなのです。
いざ新人の育成を任された場合、後輩にはどんな言葉をかけてあげるのが適切なのでしょうか?
この春就職した男女を対象に「先輩から言われてやる気を失う言葉」を調査した結果をご覧ください。
1位 「この仕事向いてないんじゃない?」
2位 「ゆとり世代だなぁ」
3位 「やる気ある?」
4位 「そんなことは常識でしょ」
5位 「私が若いころは~だったのに」
世代に対する思い込みや先入観をもって話をする先輩や、後輩を理解しようとする姿勢のない先輩は、後輩のやる気をどんどん奪ってしまっているのかもしれません。
どんな言葉をかけるのが正解?
落ち込んでいるときに先輩社員に言われたらやる気に火がつくセリフを聞いたところ、「次からはこうしようか」「困ったことがあったらいつでも相談して」「頑張ったんだね、ありがとう」「一緒にがんばろう」「失敗は誰にでもあるよ」「責任はおれが持つよ」などが上位でした。
後輩が仕事で上手くいってないようなときでも、突き放すのではなく、改善策を示したり、後輩の気持ちに寄り添ったりできる先輩が、後輩のやる気を引き出せるようです。
後輩社員との付き合い方に迷ったら、ぜひ参考にしてみて下さい。