山口裕司容疑者が土下座強要-海南市下津町小学校講師、結婚裏切られて

元交際相手の女性に別れ話を持ちかけられた際に、「普通土下座やろ」などと土下座強要したとして、小学校講師の男が逮捕されました。

強要容疑で逮捕されたのは、和歌山県海南市下津町大崎の公立小学校常勤講師・山口裕司容疑者(24)です。

発表によると山口裕司容疑者は5月5日午後11時10分ころ~翌6日午前1時ころまでにかけて、和歌山県海南市にあるコンビニエンスストアの駐車場で、元交際相手の知人女性(30)を呼び出して土下座を強要するなどした疑いが持たれています。

山口裕司容疑者は女性に対して「結婚しようと思っていたのに裏切った。普通土下座するやろ」などと脅迫し、数回にわたり土下座をさせたとのことです。

女性は既婚者だということですが、山口裕司容疑者と6年ほど前に知り合い、交際していたといいます。

しかし女性が別れ話を持ちだしたことからトラブルになった模様です。

不倫関係にあったのかどうか、もしそうであれば山口裕司容疑者はそれを承知の上で交際していたのか、もしくは不倫関係にはなく女性が別の男性と最近結婚して山口裕司容疑者と別れることになったのかなど、詳しい事情については分かっていません。

警察での取り調べに対し、山口裕司容疑者は容疑を認めているということです。

被害者は、和歌山県内に住む30歳の女性です。

教育委員会によると、山口裕司容疑者は勤務先の小学校で学級の担任を持っているとのことですが、今回の逮捕を受けて校長や別の教師などがクラスの指導にあたるとしています。