愛知県あま市甚目寺須原の県道で4月30日、1歳の男の子がバスにはねられ、亡くなる事故が起きました。
発表によると4月30日午前9時25分ころ、あま市甚目寺須原の県道で、近くに住む山田優斗ちゃん(1)がバスにはねられたということです。
その後、駆けつけた救急により病院へ運ばれましたが、まもなく死亡が確認されました。
事故当時、山田優斗ちゃんは幼稚園児の兄(4)を見送るため、母親(33)と一緒にいました。
迎えに来た七宝幼稚園の送迎バスに兄が乗り込んだ直後、発車したバスにはねられたということです。
この事故で愛知県警津島署は、送迎バスを運転していた愛知県あま市坂牧西之宮に住むアルバイト・藤原幸二容疑者(66)を過失運転致傷の容疑で現行犯逮捕しました。
警察での取り調べに対して藤原幸二容疑者は「発進した直後、左側で『ゴン』という音が聞こえたため、外に出ると子供が血を流して倒れていた」などと話しています。
バスには他に教諭1人と園児ら8人前後が乗っていましたが、ケガ人はいませんでした。
事故が起きた現場は、センターラインのない見通しの良い直線道路です。
津島署は容疑を過失運転致死に切り替えるとともに、事故が起きた原因や当時の状況などについて、詳しく調べています。