和歌山県和歌山市の国道で、男性を車でひき逃げして死亡させたとして、警察は10月31日、和歌山県職員の55歳の男を逮捕しました。
自動車運転処罰法違反(過失運転致死)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕されたのは、和歌山県有田市に住む和歌山県県土整備総務課副課長、浅井則樹容疑者(55)です。
警察によりますと、浅井容疑者は31日午前0時20分頃、和歌山市布引の国道42号線で、近くに住む瀧本位佐夫さん(57)を車でひいて死亡させ、そのまま逃走した疑いが持たれています。
現場付近に落ちていた車の部品や、防犯カメラの映像などから浅井容疑者が浮上し、逮捕となりました。
調べに対し、浅井容疑者は「人ではなく、木材か何かにぶつかったと思った」などと供述し、容疑を否認しています。
警察は、詳しい事故の状況などを調べています。
現場周辺地図
和歌山県和歌山市布引