北海道苫小牧市あけぼの町にある工場で4月26日、大規模な火事が発生しました。
発表によると4月26日午前11時半ころ、苫小牧市あけぼの町5丁目にあるキノコメーカー「ホクト」の工場で、火事が発生したということです。
通行人から「ホクトの苫小牧工場から黒煙があがっている」と通報があり発覚しました。
火災当時、現場には6人の作業員らがいましたが、うち4人とみられる遺体が見つかりました。
残る2人に関しては無事とみられています。
本日は日曜日ということもあり現場の工場は休みでしたが、設備工事を行うため、外部の業者が出入りしていました。
亡くなった作業員も外部業者の作業員だということです。
現時点で詳しい出火原因は分かっていませんが、当時作業員らが溶接作業を行っており、その火花がウレタンに引火した可能性がある模様です。
なお、火事は現在も延焼中で、消防隊員らが懸命の消火活動を行うとともに、他に逃げ遅れた人がいないか確認を進めています。
現場はJR沼ノ端駅から北西方向に約4kmほどの地点にある工業団地の一角です。