栃木県内の東北自動車道で6月15日夜、走行中の車30台に石が投げつけられ、フロントガラスが壊されるなどの被害が相次ぎました。
警察は、何者かが石を投げつけたとみて、器物損壊の疑いで捜査しています。
15日午後7時頃から16日午前0時頃にかけて、栃木県内の東北自動車道の宇都宮インターチェンジから矢板インターチェンジまでの上下約4kmの区間で、走行中の車30台に石が投げつけられ、フロントガラスが壊されるなどの被害が相次ぎました。
車を運転していた人に怪我はありませんでした。
警察によりますと、被害があったのは大型トラック26台、乗用車2台、中型トラック1台、大型バス1台の計30台で、フロントガラスが割れたり、ひび割れたりしました。
付近の路面には約30個の石が転がっていて、直径3センチほどから人の拳の大きさのものまであったということです。
現場となった高速道路は一般道と並行して走っていて、警察は、何者かが一般道から石を投げつけた可能性が高いとみて、器物損壊の疑いで捜査しています。