大阪市北区曽根崎で9月6日未明、会社員の男性が車にはねられ死亡した事件で、警察は、車を運転していた21歳の無職の男を逮捕しました。
ひき逃げなどの疑いで逮捕されたのは、大阪市北区の無職、流郷大樹容疑者(21)です。
警察によりますと、流郷容疑者は6日午前2時10分頃、大阪市北区曽根崎の交差点で、田尻町の会社員、冨田浩之さん(53)を車ではね、そのまま逃げた疑いが持たれています。
冨田さんは病院に搬送されましたが、約1時間後に死亡が確認されました。
流郷容疑者は、一旦現場から立ち去りましたが、同乗していた知人男性2人に説得され、約40分後に現場に戻り、「事故を起こしたのは私です」と名乗り出たということです。
調べに対し、流郷容疑者は「えらいことをしてしまったという気持ちで怖くなって逃げた」などと供述しているということです。
警察は、当時の状況を詳しく調べています。