港区白金台で飛び降り自殺か殺人事件-アイマスクの女性遺体

東京都港区白金台で5月16日、顔面に粘着テープが貼られアイマスクをした状態の女性の遺体が見つかりました。殺人事件が連想されますが、警察は自殺とみて捜査を進めている模様です。

発表によると5月16日午後1時半過ぎころ、「港区白金台にあるビルの間のフェンスに、人が倒れている」などと110番通報があったということです。通報者は清掃員の女性です。

通報を受けて警視庁の警察官らが現場に駆けつけたところ、ビルの間にあるフェンスの脇に、女性が倒れているのが見つかりました。

女性はすぎに病院へ運ばれましたが、搬送先の病院で死亡が確認されたということです。

女性の遺体は謎が残る状態で、目にはアイマスク、口には粘着テープが貼られていました。なお、所持品などから東京都内に住む30代の女性とみられています。

警視庁によると、現場に設置された防犯カメラの映像には、女性が10階建てビルの外階段を上って屋上に向かう様子が映っていたといいます。

日時は、前日の5月15日午後7時過ぎころです。

詳細については発表されていませんが、1人で屋上に向かっていたものとみられます。

殺人事件など何らかの事件に巻き込まれた可能性もゼロではないと思われますが、警視庁は防犯カメラの映像や現場の状況などから、女性が自ら飛び降り自殺を図ったものとみて、詳しく調べています。

遺体が見つかった現場は、東京メトロ・白金台駅のすぐ目の前で、港区白金台4丁目にある白金台STビルとプラチナヒルズの間です。