北海道白糠町で9月4日、盗み目的で同僚の女性の家に侵入し、帰宅した女性を殺害しようと首を絞めたうえ火を放ったなどとして、31歳の男が逮捕されました。
殺人未遂と放火などの疑いで逮捕されたのは、釧路市鳥取北7丁目の食品製造会社員、大和田稔容疑者(31)です。
警察によりますと、大和田容疑者は4日正午頃、盗み目的で同じ会社に勤める白糠町西庶路の宮崎早苗さん(51)の住宅に侵入し、室内を物色していたところ、帰宅した宮崎さんに見つかったため、首を締めて殺害しようとしたうえ、居間に火をつけた疑いが持たれています。
住宅は内部を半焼しましたが、宮崎さんは、火事に気付いた近所の住民に助け出され、胸や左腕にやけどをしましたが、命に別状はないということです。
大和田容疑者は現場から逃走しましたが、警察が約3時間半後に、白糠町内の町道を車で走っていた大和田容疑者を発見しました。
調べに対し、大和田容疑者は「物を盗もうと思った」「見つかったので、殺すつもりで火をつけた」などと供述し、容疑を認めているということです。
警察が詳しいいきさつなどを調べています。