東京都港区の品川駅近くの路上で6月3日午前、会社員の男性(63)が突然、後ろから声をかけてきた男に催涙スプレーをかけられ、鉄パイプのようなもので殴られる事件がありました。
男性は重傷を負い、男は現場から逃走しました。
3日午前7時50分頃、港区の品川駅近くの路上で、出勤途中の会社員の男性が突然、後ろから声をかけてきた男に催涙スプレーをかけられ、黒い鉄パイプのようなもので肩や背中を何度も殴られました。
男性は右肩や左ひざを骨折する重傷を負いましたが、命に別状はないということです。
目撃していた人が警察に通報し、男は東の方向に走って逃走しました。
男は男性の本名とは違う名前で呼びかけたといい、男性は男について、「面識はない」と話しているということです。
逃走した男は30~40代、身長が約170センチ、白いヘルメットをかぶり、濃紺の作業着と黄色いベストを着ていたということです。
警視庁は、通り魔による犯行の可能性があるとみて、傷害の疑いで捜査しています。