ろくでなし子被告がデコまん作品で無罪主張

漫画家の五十嵐恵被告(43)~ペンネーム・ろくでなし子~の初公判が15日、東京地裁でありました。

自身の女性器の3次元データを送信したなどとして、わいせつ電磁的記録等送信頒布などの罪に問われました。

五十嵐被告は「わいせつではないので、私は無罪」と主張した。

「いやらしいイメージを払拭するため、女性器をモチーフにユーモアあるアート作品を制作してきた。」

「私の主張は間違っていないことを証明したいです。」と訴えました。

一方、検察側は冒頭陳述で、

「被告は自分の女性器そのものをスキャンし、作品を制作していたが、資金不足を補うため寄付を募り、寄付をした人にデータを送信していた。」と指摘しました。

起訴状によると、五十嵐被告は2013年と14年、自身の女性器の3Dデータをメールで6人に送信したり、3人に販売したりした他、女性器をかたどった石こう3点をアダルトショップで展示したとされる。

五十嵐被告は、「この裁判は作品が本当にわいせつなのか判断を仰ぐ良い機会だ。」と全面的に争う姿勢を示しています。