冬は「こたつに入ってみかんを食べる」という人も多いのではないでしょうか。
そのみかんに付いている白い筋、みなさんはどうしていますか?
取って捨てるという人も多いと思います。
しかし、この白い筋に、みかんの栄養が凝縮されているのです。
白い筋の正体とは?
白い筋の正体
みかんの白い筋、その正式名称は「アルベド」と言われるものです。
養分を果実へ運ぶための働きをしているもので、みかんの皮の一部なのです。
この「アルベド」には、ビタミンPが豊富に含まれています。
その量は果実部分の約100~300倍。
では、ビタミンPにはどのような効果があるのでしょうか。
ビタミンP
ビタミンPとは、「ヘスペリジン」というポリフェノールの一種です。
そのビタミンPには、
- 毛細血管の強化
- 血流の改善
- 抗アレルギー作用
- 発ガン抑制作用
- ビタミンCを守る
- コレステロール値の改善 など
様々な効果があると言われています。
食物繊維も
アルベドにはビタミンPの他に、「ペクチン」と言う食物繊維も豊富に含まれています。
腸内環境を整えてくれるので、便秘解消にも役立ちます。
最後に
白い筋だけでなく、みかんの皮を食べるのも効果的です。
皮をそのまま食べるのは難しいかもしれませんが、オレンジピールやマーマレードにすれば、食べやすくなります。
女性の美容にも効果的ですので、上手に摂取していきましょう。