神奈川県小田原市の路上で10月11日未明、近くに住む薦野英男さん(57)が頭から血を流して倒れているのが見つかり、その後、死亡した事件で、警察は12日、出頭してきた23歳の男を逮捕しました。
傷害致死の疑いで逮捕されたのは、小田原市久野の自称塗装工、遠藤真宏容疑者(23)です。
警察によりますと、遠藤容疑者は11日午前4時35分頃、小田原市久野のコンビニエンスストア前の路上で、薦野さんの顔を殴ったり、踏みつけたりするなどして脳挫傷などのけがを負わせ、死亡させた疑いが持たれています。
遠藤容疑者は現場から逃走しましたが、12日午前11時過ぎに家族や知人に伴われて出頭しました。
調べに対し、遠藤容疑者は「薦野さんと面識はなく、店の前で車同士の交通上のトラブルになり、殴った」などと供述し、容疑を認めています。
警察は、動機などを詳しく調べています。