東京都練馬区桜台に猫の死骸、連続虐待殺害事件か 練馬区立開進第三小学校

東京都練馬区桜台で4月25日、猫の死骸が見つかっていたことが分かりました。

練馬区内で不審死している猫が見つかるのは、今月に入り3件目となります。

発表によると4月25日午後9時前ころ、練馬区桜台2丁目にある「練馬区立開進第三小学校」の校門前で、教員が猫の死骸を見つけたということです。

この教員からの通報を受けて、警視庁の警察官らが詳しく調べてみたところ、死骸に目立った傷などはなかったとのことです。

今のところ死因も分かっていません。

今月9日には練馬区旭丘2丁目にある旭丘小学校で、首が切断された猫の死骸が見つかっているほか、今月15日にもすぐ近くで猫の死骸が見つかっています。

15日の猫は首の切断などされていませんでしたが、近隣住民が「ギャッ」という猫の鳴き声を聞いており、何者かに蹴られるなどの危害を加えられた可能性が高いとみられていました。

いずれの事件も練馬区内、それも全て小学校の敷地内や小学校周辺で見つかっていることなどから、何らかのメッセージを持った同一犯による連続猫殺害事件の可能性もあります。

警視庁は3件の事件についての関連を調べるとともに、詳しい経緯を調べています。

なお、練馬区教育委員会はこの事件を受けて、以下のように警戒しているとのことです。

  1. 4月27日(月曜)より、安全・安心パトロールカーによる巡回を強化
  2. 4月27日(月曜)より、学校に民間警備員を配置した。
  3. 4月27日(月曜)に、幼稚園、小中学校、保育所、児童館などの周辺施設に本件について周知するとともに、子供たちの安全確保に向けて、保護者の見守りを呼びかけた。
  4. 4月27日(月曜)に、区内全校(園)に通知を発出し、注意喚起を行った。