警視庁は5月10日、女子高生の背後から自転車で近づき、追い越しざまにコーヒーのような液体をかけたとして、32歳のアルバイト店員の男を暴行容疑で逮捕したと発表しました。
逮捕されたのは、練馬区土支田3丁目のアルバイト店員、猪股孝太容疑者(32)です。
警視庁によりますと、猪股容疑者は4月26日午後7時頃、練馬区大泉町2丁目の路上で、歩いて帰宅していた近くの高校1年の女子高生(15)に背後から自転車で近づき、追い越しざまにコーヒーのような液体を頭にかけた疑いがもたれています。
背中にアルファベットの「F」が書かれたジャンパーを着た不審な男が目撃されており、警視庁が捜査を進めた結果、周辺の防犯カメラの映像などから猪股容疑者が関わった疑いが強まったということです。
猪股容疑者は調べに対し、容疑を認めていて、「好みの美女に飲料をかけて振り返られるのが快感で、その後にたばこを吸うと達成感があった。去年から十数件やった」などと供述しています。
練馬区では今年2月以降、10~40代の女性7人が同様の手口でコーヒーや紅茶などをかけられる被害に遭っており、警視庁が余罪を調べています。
現場周辺地図
東京都練馬区大泉町2丁目