千葉県成田市で先月19日、紙袋に入った女の赤ちゃんの遺体が見つかった事件で、警察は12月1日、母親で看護師の23歳の女を逮捕しました。
死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、成田市公津の杜1丁目の看護師、田中敦子容疑者(23)です。
警察によりますと、田中容疑者は11月17~19日の間、生後間もない女の赤ちゃんの遺体を紙袋に入れ、自宅アパートのブロック塀の上に放置した疑いが持たれています。
現場に残されていた遺留物の鑑定や周辺での聞き込みなどから田中容疑者の存在が浮上し、逮捕となりました。
赤ちゃんは体重およそ1キロの未熟児で、肺に呼吸をした痕跡がないことなどから、死産だったとみられるということです。
田中容疑者は母、姉と3人暮らしで、家族にも妊娠を伝えていなかったということです。
調べに対し、田中容疑者は「自宅で出産し、紙袋に入れて放置した」などと供述し、容疑を認めています。
警察は、動機やいきさつを詳しく調べることにしています。
現場周辺地図
千葉県成田市公津の杜1丁目
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