石川県中能登町で先月30日、無職の男性(51)が殺害された事件で、警察は12月2日、男性のおいの高校3年の少年を逮捕しました。
殺人の疑いで逮捕されたのは、石川県七尾市に住む高校3年の少年(17)です。
警察によりますと、少年は11月30日午後1時15分頃、中能登町良川の伯父が住むアパートで、伯父の首などを刃物で複数回刺して殺害した疑いが持たれています。
伯父の死因は失血死で、ほぼ即死状態だったということで、現場付近からは血の付いた包丁が見つかったということです。
少年は犯行直後に「人を刺した」と同町のJA支店に駆け込み、身柄を警察に引き渡されましたが、右手にけがをしていたため入院し、2日に退院したことから、殺人の疑いで逮捕されました。
調べに対し、少年は「かっとなって刺した」などと供述し、容疑を認めています。
警察は2人の間に何らかのトラブルがあったとみて、詳しい動機などを調べています。
現場周辺地図
石川県中能登町良川