18歳未満の少女2人に現金を渡してわいせつな行為をしたとして、警視庁は9月29日、愛知県警察本部から警察庁に出向している33歳の警部補の男を逮捕しました。
児童買春・ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕されたのは、相模原市南区上鶴間本町5丁目の警察庁刑事局組織犯罪対策部暴力団対策課の警部補、星野寛容疑者(33)です。
警視庁によりますと、星野容疑者は今年2月1日、東京都武蔵野市吉祥寺本町のホテルで、スマートフォンの出会い系アプリで知り合った都立高校2年の少女2人(ともに当時17)が18歳未満であることを知りながら、それぞれに現金2万円を渡して、わいせつな行為をした疑いが持たれています。
2人から「援助交際している」と聞いた学校が警視庁に相談したことから発覚しました。
警視庁によりますと、星野容疑者は2005年に愛知県警に採用され、昨年から警察庁に出向していたということです。
調べに対し、星野容疑者は「金の約束をして女子高生2人と性行為したのは間違いない」などと供述し、容疑を認めています。
警視庁は、余罪も調べる方針です。