香川県三豊市栗島の海上で4月18日、プレジャーボートと海上タクシーが衝突する事故が起きました。
これにより2人が死亡しました。
発表によると4月18日午後11時45分ころ、三豊市栗島から南方向に約1.5kmほどの地点の海上で、海上タクシー「いたくら」とプレジャーボート「大西丸」が衝突したということです。
この事故でプレジャーボートは転覆し、乗っていた2人の男性が死亡しました。
亡くなったのは、大西丸の所有者で香川県善通寺市に住む会社員・大西正志さん(56)、善通寺市に住む市職員・石原健二さん(56)です。
なお、海上タクシーに乗っていた男性と乗客の女性に怪我はありませんでした。
当時、海上タクシーは三豊市にある須田港で女性客を載せて、栗島に向かう途中でした。
プレジャーボートは釣りで移動する途中だったとみられていますが、2人とも亡くなったことから詳細は不明です。
海上保安署によると、当時は視界良好で、風も1mほどと弱かったということです。
現時点で事故が起きた詳しい原因は分かっていませんが、船の損傷状況などから、プレジャーボートの船首部と海上タクシーの左側中央部が衝突したとみられています。
海上保安署は、プレジャーボートに他の乗客がいた可能性もあるとみて、同乗者がいなかったかどうか詳しく調べています。