4月1日から東京メトロで先行販売中の「お嬢様聖水」(税込210円)なるエナジードリンク。
缶のデザインが斬新です。
裸の美女のイラストに「お嬢様聖水」の文字。
「私の中の女神が目覚める」「からだが求める117種類の自然の恵みを凝縮」との謳い文句が並んでいます。
東京メトロ広報部は、「売り上げは好調です。売り切れの店舗も出ていて『どこに売っているのか?』という問い合わせが殺到しています。」と話す。
販売会社リバランドのHPによれば、『美力を発揮したい時に女神降臨をサポートする女性のための新感覚エナジードリンクです。』とあります。
それが男性サラリーマンにウケている理由は、もちろんネーミングにあります。
グラスに注ぐと、適度に泡立つ黄金色の液体。
これはジョーク商品なのか!?
ネーミングといい見た目といい、やはり狙ったのだろうか。
リバランドの開発担当者はこう語る。
「発売と同時に、全国からネット注文をいただいております。そのほとんどが男性です。お一人で10ケース(300缶)ご購入いただいた方もいます。『美容と健康のための、お嬢様のための聖なる水』という意味で名付けたのですが、意図しない方向で反響を呼んでしまい動揺しています。弊社には看板商品である『お嬢様酵素』という女性向けの酵素ドリンクがあり、それをベースに飲みやすく炭酸で割ったものです。」
思わぬところに商機は転がっているものですね。