京都府京都市山科区で、交際相手の女性にバットやカッターナイフを使って全身にけがをさせたとして、警察は9月19日、53歳の男を逮捕しました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、京都市山科区上花山久保町の自称舗装業、藤井哲哉容疑者(53)です。
警察によりますと、藤井容疑者は16~19日午前5時頃までの間、山科区の自宅で、伏見区に住む交際相手の女性(30)の全身をバットで殴ったり、カッターナイフで切りつけるなどして、全身に全治不明の大けがを負わせた疑いが持たれています。
女性は19日午前5時頃、藤井容疑者の自宅から近くのガソリンスタンドに逃げ込み、トイレにいた女性を発見した従業員が110番通報したということです。
女性は病院で手当てを受けましたが、命に別状はないということです。
調べに対し、藤井容疑者は「自分も女性にやられている。弁護士を呼んでほしい」などと供述しているということです。
警察は、詳しいいきさつや当時の状況について調べています。