警察施設のトイレで女性職員を盗撮したとして、京都府警は6月7日、府警交通機動隊に所属する白バイ隊員の男性巡査を再逮捕しました。
京都府迷惑行為防止条例違反(卑わいな行為)の疑いで再逮捕されたのは、京都市左京区岩倉中河原町の長田淳容疑者(31)です。
府警によりますと、長田容疑者は昨年10月中旬、京都府警察本部の施設にあるトイレの便器のそばに小型カメラ(縦7センチ、横2.5センチ)を設置し、20代の女性警察職員の動画を撮影した疑いが持たれています。
この施設のトイレは主に警察関係者が使用するもので、府警は「被害者保護のため」として、犯行日時や場所は明らかにしませんでした。
長田容疑者は5月27日、京都市北区のコンビニエンスストアで、小型カメラを取り付けたスニーカーを使って女子高生らのスカートの中を動画で撮影したとして逮捕され、その際に自宅から押収されたハードディスクを調べたところ、今回の動画が見つかり、府警が捜査を進め7日に再逮捕しました。
調べに対し、長田容疑者は「間違いありません」と容疑を認めています。
押収されたハードディスクの中には女性を盗撮したとみられる動画が1000点以上見つかっており、府警がさらに調べを進めています。
現場周辺地図
京都府警察本部