宮城県栗原市の杉林で9月12日、白骨化した女性の遺体が見つかった事件で、警察は27日、遺体は仙台市出身で住所、職業不詳、白鳥真由さん(17)であると発表しました。
警察は、白鳥さんが事件に巻き込まれたとみて、死体遺棄事件として捜査を進めています。
白鳥さんの遺体は12日午前4時55分頃、栗原市栗駒文字の杉林で、近くの空き家を所有する男性が発見しました。
遺体はあお向けに倒れ、上に枯れ葉やタイヤ2個などが置かれていて、司法解剖の結果、死後数か月から1年が経過していました。
現場から身元を示す所持品が見つかりませんでしたが、警察がDNA鑑定などを行った結果、白鳥さんと確認されました。
白鳥さんは昨年12月に宮城県内で知人に目撃されていましたが、年明け以降に行方がわからなくなっていました。
警察によりますと、白鳥さんは、遺体が見つかった空き家の所有者の関係者の男性と交際していたということです。
警察は、この男性が何らかの事情を知っているとみて調べを進めています。