熊本県熊本市で今年9月、交際していた女性の生後3か月の長男に覚醒剤を投与し殺害したとして、警察は12月6日、自称会社員の24歳の男を逮捕しました。
殺人と覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕されたのは、熊本県益城町宮園の自称会社員、吉村天翔(てんしょう)容疑者(24)です。
警察によりますと、吉村容疑者は9月4日未明頃、熊本市東区のラブホテルで、女性の長男で生後3か月の西田悠真ちゃんに覚醒剤を投与し、殺害した疑いが持たれています。
吉村容疑者と一緒にホテルにいた女性が「子供が泡を吹いて固まっている」と110番通報し、悠真ちゃんは病院に搬送されましたが、およそ1時間後に死亡が確認されました。
司法解剖の結果、死因は覚醒剤による中毒死だったということです。
警察や消防が駆け付けた際、吉村容疑者はホテルから立ち去っていたということです。
警察は、女性が寝ている間に覚醒剤を投与したとみて、詳しいいきさつなどを調べています。
吉村容疑者と女性は、この事件の後、覚醒剤使用の疑いで逮捕されていて、執行猶予付きの有罪判決を受けていました。
現場周辺地図
熊本県熊本市東区
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