宇宙ステーション補給機「こうのとり」5号機を搭載したH2Bロケットが8月19日夜、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられ、打ち上げは成功しました。
「こうのとり」5号機を搭載したH2Bロケットは19日午後8時50分、種子島宇宙センターから打ち上げられました。
打ち上げから約15分後、「こうのとり」は予定の軌道でロケットから切り離され、打ち上げは成功しました。
「こうのとり」は、国際宇宙ステーションに物資を輸送することを目的として日本が開発した無人の補給機で、今回の5号機には、水や食料、実験装置など計5.5トンの物資が積まれています。
昨年からアメリカとロシアの補給機の失敗が相次いでおり、日本の役割が増す中での打ち上げ成功となりました。
「こうのとり」は日本時間の24日、国際宇宙ステーションに到着し、滞在中の油井亀美也さん(45)がロボットアームを操作し、ドッキング作業を行う予定となっています。