東京都江東区で、自宅の部屋に父親の遺体を遺棄したとして、警視庁は9月14日、57歳の女を逮捕しました。
死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、江東区深川の無職、岩田和恵容疑者(57)です。
岩田容疑者は昨年6月~今年9月13日までの間に、自宅の1階に遺体を遺棄した疑いが持たれています。
警視庁によりますと、13日夜、岩田容疑者が家族に付き添われ、「父親の遺体を放置した」と警察署に自首して発覚し、警察が確認したところ、1階の部屋でシートに包まれた父親の一雄さん(88)とみられる遺体が見つかったということです。
遺体は一部が白骨化しており、シートの近くには消臭剤が置かれていました。
調べに対し、岩田容疑者は「昨年6月頃、父親とトラブルになり首を絞めて殺害した。もう隠せないと思い自首した」などと供述し、容疑を認めています。
警視庁は、遺体の身元確認を進めるとともに、殺人の疑いでも捜査することにしています。