神戸市灘区の神戸港に53歳男性遺体~死体遺棄事件か

兵庫県神戸市灘区の神戸港で6月12日夜、男性の遺体が海面に浮いているのが見つかりました。

警察は遺体の状況などから、死後に遺棄されたとみて、死体遺棄事件として捜査しています。

6月12日午後8時20分頃、神戸市灘区摩耶埠頭沖の神戸港で、岸壁で釣りをしていた男性が、海面にうつぶせで浮かんでいる男性の遺体を発見し、110番通報しました。

警察が身元を調べた結果、男性は住所、職業不詳の松葉努さん(53)と確認されました。

司法解剖の結果、松葉さんが死亡したのは12日午前とみられ、致命傷となるような目立った外傷などはなく、死因は特定できなかったものの、肺の状態などから溺死ではなく、死後に海に遺棄された可能性が高いということです。

警察によりますと、松葉さんは白のTシャツに白の長ズボン姿で、靴下を履いていましたが、靴は履いておらず、所持品は鍵と小銭だけだったとうことです。

釣りをしていた男性は遺体に気付く直前に「ドボン」という音を聞いていて、警察が関連を調べています。

現場周辺地図

神戸市灘区摩耶埠頭

関連記事

神戸港死体遺棄事件で小林政一容疑者ら3人を逮捕