東京都葛飾区のスーパーで5月22日、買い物中の自営業の男性が男に腕を包丁で刺される事件があり、警視庁は、50歳の男を現行犯逮捕しました。
殺人未遂と銃刀法違反の疑いで逮捕されたのは、葛飾区立石の無職、中野道幸容疑者(50)です。
22日午後8時頃、東京都葛飾区四つ木(よつぎ)のスーパー「イトーヨーカドー四つ木店」の1階で、買い物中の自営業の男性(23)が、男にいきなり左腕を包丁で刺されました。
男性は助けを求めて近くの葛飾警察署に逃げ込みましたが、中野容疑者が包丁を持ったまま追いかけてきたため、玄関付近で署員が取り押さえ、殺人未遂と銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕されました。
男性は左腕を2ヶ所刺され、7針縫う全治1か月の重傷です。
警視庁によりますと、2人に面識はなく、男性が地下1階のフードコートで買い物中、目が合った中野容疑者に追われ、エスカレーターで1階に上がったところで刺されたということです。
調べに対し、中野容疑者は「うすら笑いをされて腹が立った」「刺したことに間違いない」などと供述しており、容疑を認めています。
中野容疑者は支離滅裂なことも言っており、警視庁は、詳しい動機や責任能力の有無などを調べています。
現場周辺地図
東京都葛飾区 イトーヨーカドー四つ木店