大阪府貝塚市の二色の浜公園で、男性会社員の顔を殴り重傷を負わせたとして、警察は10月8日、プロボクサーの25歳の男を逮捕しました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、和泉市伯太町2丁目に住む「大阪帝拳ジム」所属のプロボクサー、京口竜人容疑者(25)です。
警察によりますと、京口容疑者は8月16日午後3時半頃、貝塚市沢の二色の浜公園で、友人らとバーベキュー中、近くにいた20代の会社員の男性に「何見てるねん」と因縁をつけ、顔面を殴って下あご骨折の重傷を負わせた疑いが持たれています。
事件後に男性が110番通報しましたが、警察官が現場に駆け付けたときには、京口容疑者らはいなくなっており、男性の友人が後日、インターネット上に掲載された京口容疑者の画像を見つけたことから、関与が発覚しました。
調べに対し、京口容疑者は「イライラしていた」「ボクサーが一般の人を殴ったらあかんとわかっていたが、やってしまった」などと供述し、容疑を認めています。
京口容疑者は2010年にプロデビュー、翌年にフェザー級の全日本新人王を獲得するなど、通算15戦13勝の成績を収めていました。