石川県加賀市で殺人未遂、ネット契約を巡り高校生が母親刺す

石川県加賀市で4月19日夜、15歳の少年が刃物で母親を刺す殺人未遂事件が起きました。

この事件で石川県警は、加賀市内に住む高校1年生の少年(15)を殺人未遂の容疑で現行犯逮捕しました。

発表によると男子高校生は4月19日午後9時前頃、「殺すぞ」と言いながら母親(40)の背中を包丁で刺した疑いがもたれています。

少年の妹から連絡を受けた知人が119番通報し、事件が発覚しました。

母親はその後、駆け付けた救急により病院に搬送され手当てを受けていますが、幸い命に別状はないとのことです。

なお、肺挫傷などで全治約1か月の大怪我を負ったということです。

男子高校生と母親はインターネットの契約を巡って口論になったということで、男子高校生は警察での取り調べに対し「ネットの契約料金をめぐって母親ともめた。殺そうと思って刺した」などと供述しています。

石川県警は回復を待って母親からも事情を聴くなど、事件に至った経緯や当時の状況などについて詳しく捜査を進めています。

少年は、母親と妹との3人暮らしです。