千葉県市原市で昨年、生後8か月の長男を虐待して死なせたとして、警察は11月19日、24歳の父親を再逮捕しました。
傷害致死の疑いで再逮捕されたのは、市原市東国分寺台5丁目の会社員、内田翔大(しょうた)容疑者(24)=覚醒剤取締法違反罪などで公判中=です。
警察によりますと、内田容疑者は昨年10月下旬~11月6日頃までの間、当時生後8か月だった長男の賢大(たかひろ)ちゃんの頭や顔に暴行を加え死亡させた疑いが持たれています。
内田容疑者は、昨年5月に賢大ちゃんの腕を骨折させたとして、今年9月に傷害の疑いで逮捕されましたが、骨折から半年後に賢大ちゃんが死亡していたことから、警察が死亡の経緯について捜査を継続していました。
警察によりますと、賢大ちゃんの死因は急性硬膜下血腫による呼吸不全でしたが、頭にあざなど複数の傷が残っており、内田容疑者の頭などへの暴行が死因につながった疑いが強まったことから、再逮捕となりました。
調べに対し、内田容疑者は「身に覚えがない」などと供述し、容疑を否認しています。
警察は、事件の詳しいいきさつを調べています。
現場周辺地図
千葉県市原市