千葉県市原市で昨年5月、生後2か月の長男の右腕を骨折させたとして、警察は9月4日、23歳の父親を逮捕しました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、市原市東国分寺台5の自称会社員、内田翔大容疑者(23)=道交法違反罪(無免許運転)、覚醒剤取締法違反罪などで公判中=です。
警察によりますと、内田容疑者は昨年5月25日、当時住んでいた市原市八幡の妻(22)の実家で、生後2か月だった長男の賢大(たかひろ)ちゃんに暴行し、右腕骨折で全治2か月の重傷を負わせた疑いが持たれています。
調べに対し、内田容疑者は「やっていません」などと供述し、容疑を否認しています。
賢大ちゃんはその後の昨年11月、頭に怪我をして搬送先の病院で死亡し、頭に強い衝撃を受けたことによる脳出血が死因とみられるということです。
警察は、内田容疑者が日常的に賢大ちゃんを虐待し、賢大ちゃんの死亡についても内田容疑者が関与したとみて、殺人の疑いも視野に捜査する方針です。
現場周辺地図
千葉県市原市八幡