東京都八王子市で6月1日、「初日の出暴走」と称し、蛇行運転などの危険行為をしたとして、暴走族OBの男ら3人が逮捕されました。
道路交通法違反(共同危険行為)の疑いで逮捕されたのは、埼玉県狭山市根岸の会社員、河島利宗容疑者(40)、同県日高市田木の会社員、中山茂樹容疑者(34)、同市高萩の会社員、渡辺翔太容疑者(25)ら3人です。
警察によりますと、河島容疑者らは今年の元日午前4時頃、八王子市の都道で、約4㎞にわたり、中型バイク3台を並走させて、信号無視や蛇行運転などの危険な行為を繰り返した疑いが持たれています。
河島容疑者は、自分のバイクから漏れたオイルで滑って転倒し、追い掛けていた警察官に身柄を確保されていました。
3人は、バイクを改造し集団走行などをする「旧車會」に所属し、「昭和倶楽部」を名乗っていて、運送会社の同僚だったということです。
調べに対し、河島容疑者は「若いときの暴走行為が忘れられない。パトカーに追われて血が騒いだ」「捕まったことがなかったので、警察官をからかっても逃げられると思った」などと供述しており、全員容疑を認めています。