和歌山県御坊市の住宅で8月20日深夜、46歳の女性ら2人が包丁で刺される事件があり、警察は、女性の高校2年の長男(17)を殺人未遂の疑いで逮捕しました。
警察によりますと、長男は20日午前3時20分頃、自宅1階の寝室で母親の細田有子さん(46)の背中を包丁で刺した疑いが持たれており、1階トイレで祖母の細田幸子さん(82)の胸を刺したことも認めているということです。
有子さんと幸子さんは病院に搬送されましたが、いずれも意識はあり、命に別状はないということです。
長男は、有子さんと幸子さんとの3人暮らしで、長男が「家族が刺された」と110番通報しましたが、その後の警察の調べに対して、2人を刺したことを認め、「母親と祖母のしつけに不満をもっていた」などと供述しているということです。