福岡県粕屋町で7月4日未明、酒を飲んだ状態で車を運転したとして、小郡警察署警部補の49歳の男が逮捕されました。
道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで逮捕されたのは、福岡県宗像市稲元7丁目の小郡警察署地域課係長で警部補、筬島武志容疑者(49)です。
筬島容疑者は4日午前0時35分頃、粕屋町長者原西2丁目の町道で、酒を飲んだ状態で軽乗用車を運転した疑いが持たれています。
警察によりますと、飲酒運転取り締まり中の警察官が、交差点で不自然な動きをしていた軽乗用車を見つけ職務質問したところ、運転していた筬島容疑者から基準の4倍近いアルコールが検出されたということです。
職務質問中には、突然車をバックさせて捜査車両にぶつけ、逃走しようとするそぶりも見せたということです。
筬島容疑者は3日の勤務を終えた後、JR博多駅構内の飲食店で50代の知人女性と酒を飲み、この女性を自宅まで送る途中だったということです。
調べに対し、筬島容疑者は「ビール5、6杯と焼酎の水割りを飲んだ」などと供述し、容疑を認めています。