出会い系サイトで女性を装って客を募り、売春を斡旋したとして、警視庁は、30歳の無職の男ら2人を逮捕しました。
売春防止法違反の疑いで逮捕されたのは、神奈川県川崎市中原区上小田中の無職、高山隆太容疑者(30)と東京都新宿区歌舞伎町の無職、真鍋一沙(かずさ)容疑者(28)の2人です。
警視庁によりますと、高山容疑者らは今年8月、インターネットの出会い系サイトで、女性を装った書き込みで客を募り、応じてきた20代の男性客に知り合いの女性(30)を斡旋して売春をさせた疑いが持たれています。
高山容疑者らは、複数の出会い系サイトに架空の女性として会員登録を行って、男性から返信があるたびに女性をホテルなどに派遣して4万円ほどで売春させていたということで、2年ほどの間におよそ2億円を売り上げていたとみられています。
調べに対し、高山容疑者らは「生活費と遊ぶ金が欲しかった」などと供述し、容疑を認めています。