栃木県足利市で6月1日、2歳の長男に暴行を加えて死亡させたとして、46歳の父親が逮捕されました。
傷害致死の疑いで逮捕されたのは、住所不定の無職、高谷明容疑者(46)です。
警察によりますと、高谷容疑者は5月16日午後9時半頃から17日午前3時頃にかけて、当時住んでいた足利市八幡町1丁目のアパートの居間で、長男の永遠(とわ)ちゃん(2)の背中を平手で殴り、テーブルの縁に腹部を打ち付けるなどの暴行を加え、腸間膜破裂に伴う出血性ショックで死亡させた疑いが持たれています。
翌日午後に永遠ちゃんの様子がおかしいと気付いて高谷容疑者と妻が市内の病院に連れて行きましたが、まもなく死亡が確認されました。
高谷容疑者は内縁の妻(21)と長女(3)、永遠ちゃんの4人暮らしで、暴行時、妻は仕事で不在でした。
調べに対し、高谷容疑者は「しつけのつもりでやった。こんなことになるとは思わなかった」などと供述しており、容疑を一部否認しています。
警察は、永遠ちゃんが死亡したいきさつなどを詳しく調べています。
現場周辺地図
栃木県足利市八幡町1丁目