愛知県豊田市の有料道路「猿投グリーンロード」で9月19日未明、路肩にいた10代の少年5人が乗用車にはねられ、1人が死亡、2人が重体となる事故があり、警察は、32歳の男を現行犯逮捕しました。
過失運転致傷の疑いで逮捕されたのは、豊田市美和町3丁目の会社員、小林諭史容疑者(32)です。
19日午前2時半頃、豊田市西広瀬町小麦生の有料道路「猿投グリーンロード」で、路肩にバイク4台を止めていた16~17歳の少年5人が乗用車に次々とはねられました。
この事故で、尾張旭市新居町下切戸の無職、西尾京晟(けいせい)さん(16)が頭を強く打つなどして死亡、同市のアルバイトの少年2人(いずれも16)が頭や胸などを打って意識不明の重体、瀬戸市の高校生(17)が重傷、尾張旭市の専門学校生(16)が軽傷を負いました。
警察は、乗用車を運転していた小林容疑者を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。
現場は西広瀬パーキングエリアに接する片側1車線の直線道路。
小林容疑者は会社からの帰宅途中で、調べに対し、「たばこの灰を捨てようとして脇見運転をした。止まっている人にぶつかった」などと供述し、容疑を認めています。
警察は、容疑を過失運転致死傷に切り替えて調べています。