年を重ねるごとに、人気がさらに大きくなっているeスポーツ。プレイ動画を観たり、実際にプレイするだけでなく、さまざまなスポーツに賭けることのできるブックメーカーでベット可能となっているなど、その楽しみ方の幅も広がっています。2023年も、これまで以上の盛り上がりが予想されますが、早速この1月27日から29日までの会期で『東京Eスポーツフェスタ2023』が開催予定になっています。
『東京Eスポーツフェスタ2023』ってどんな大会?
『東京Eスポーツフェスタ2023』は東京都や一般社団法人日本Eスポーツ連合などからなる実行委員会主催のイベントで、2020年1月に第1回が開催されてから第4回目を迎える今回は、YouTube、ニコニコ生放送、Twitchなどのオンライン動画配信チャンネルと並行して、ビッグサイトでのオフライン会場でも行われるハイブリッド開催となっています。
また「子どもから高齢者までだれもが楽しめる、東京ならではの独自性を発揮したイベント」と公式ウェブサイトに書かれていることから、ある程度裾野の広いイベントであることがわかります。
競技のカテゴリーは?
開催される競技の種類は、以下の6種類となっており、優勝者には東京都知事杯が贈呈されます。
- 太鼓の達人ドンダフルフェスティバル
- モンスターストライク
- ぷよぷよ eスポーツ
- パズドラ
- グランツーリスモ7
- eBASEBALLパワフルプロ野球2022
eスポーツというと、『リーグ・オブ・レジェンド』や『FIFA』シリーズなどが良く知られていますが、これを見る限りでは日本でも非常に人気のあるゲームが多く、また「親子(ファミリー)部門」も設置されていることなどから、やはり上記のように「子どもから高齢者までだれもが楽しめる」イベントを目指していることがわかります。
そういった意味では、競技性に大きく特化したイベントではありませんが、日本のEスポーツのさらなる発展を促すイベントとしては、大きな意味のあるものと言えるでしょう。
他にもEスポーツのイベントが多数開催されます!
またこの他にも、2023年には多くのEスポーツが開催予定となっており、例えば『ロケットリーグ』のチャンピオンシップ『RLCS 2022-23』ウィンター・スプリットのアジア太平洋地区予選も1月に開催される他、IOC(国際オリンピック委員会)による『第1回オリンピックeスポーツウイーク』が6月22日から25日にシンガポールで開催予定となっています。
2021年に行われた「オリンピック バーチャル シリーズ」では、100カ国から25万人以上が参加し、『eBASEBALLパワフルプロ野球2020』、『グランツーリスモSPORT』などのタイトルを用い、野球、モータースポーツ、自転車、ボート、セーリングなどのバーチャルスポーツやシミュレーションスポーツで競い合っており、この『第1回オリンピックeスポーツウイーク』はEスポーツの五輪正式採用への布石となるかもしれません。
さらにはスウェーデン発のEスポーツイベント「DreamHack」が今年ついに日本に上陸することが決定しています。こちらは昨年10月に開催決定が告知されたもので、開催日程、会場などの概要は未定ですが、後日あらためて公式サイトやSNSで告知されるようです。
このように2023年はEスポーツの大きなイベントが目白押しとなっており、これまで以上の盛り上がりが期待できるかもしれません。まずは『東京Eスポーツフェスタ2023』の成功に期待したいところです。