世界が驚く、日本にしかないユニークなスポーツを紹介

野球やサッカーなど、昨今は海外初のスポーツにおいても日本人選手が目覚ましい活躍をみせています。一方で、実は日本国内にも、独特のユニークなスポーツが数多く存在しています。

本記事では、海外からの注目度も高い、日本のユニークなスポーツを紹介。伝統文化や歴史が生んだ個性に注目してみましょう。

相撲

日本の伝統スポーツの、代表的存在が相撲でしょう。正装の力士が土俵上で戦う姿は、日本の象徴とも言える風景のひとつともなっています。

その起源は神々が行う神事や祭りにまで遡ると言われ、まさに日本オリジナルの文化と深く結びついたスポーツとなっています。

現在「大相撲」として知られるトーナメントは、年間で6場所、全国各地にて開催。ルールは簡単で、土俵から相手を押し出すか、相手の身体のいずれかの部分を地面に触れさせることで勝利となります。

また、そのシンプルさと勝負数の多さから、日本市場向けブックメーカーにおいても多彩なオッズが発表されています。本場所が開始される直前にオッズは発表され、さまざまな力士に賭けることが可能。そうして、各力士の肉体的な強さや土俵入り、四股を踏む動作などの魅力に気づいていくでしょう。

剣道

「サムライ」という言葉は海外でも知られていますが、剣道は「サムライ」の魂を宿ったスポーツといっても、過言ではないでしょう。

実際、その歴史は侍や武士が実戦での技術を磨くための訓練として始まったとされています。そして、時代とともに、実戦の技術から精神的な成長や人間形成を目的とした道として発展してきました。

剣道の基本は、竹製の剣「竹刀」を用いて、相手の頭部や腹部、腕などの指定された部位を打つことです。しかし、ただ打つだけでは得点とは認められず、正確な技術と、それに伴う気迫や声、体の動きが求められます。

また、剣道はただのスポーツとしてだけでなく、日常生活においても礼儀正しさや自己鍛錬の精神、向上心を育む重要な道として位置づけられています。

なぎなた

なぎなたの起源は古く、平安時代に戦場での武器として使用されていた「薙刀」がその前身とされています。元々は男性の武士が使用していたものが、時代とともに女性の防身術や礼式の一部として発展。そのため、現在では、特に女性に人気のある武道として知られています。

また、なぎなたは約2メートルの長さを持つ長い棒の先端に刃がついており、その長さと軽さを活かした技術が特徴のスポーツ。そして、振る、突く、切るなどの動きを組み合わせて相手と戦います。

さらに、なぎなたの演武や競技はダンスや舞のような要素も感じられるため、優雅な動きと力強さを兼ね備えた美しい形が見る者を魅了するでしょう。

弓道

周囲に神秘的な静けさをもたらすような所作や佇まい。美しさや深さが、実践者だけでなく見る者を惹き込むスポーツが弓道です。

弓道は単に的を射る技術だけでなく、精神面や呼吸法、姿勢、動作のひとつひとつに意味があります。射る前の儀式や、矢を放つ瞬間の集中力、そして放った後の余韻まで、全てが重要な要素となっています。

そんな弓道の歴史ですが、平安時代には貴族の間での弓馬の的射や武士の間での武技として発展し、戦国時代には戦場の主要な武器としても活躍。このように、弓道は古来からの立派な歴史を誇る、日本のスポーツとなります。

まとめ

日本のユニークなスポーツは、多くが古代からの伝統や文化を継承しています。そして、これらのスポーツを通じて、日本の文化や精神性を深く感じることが可能です。

日本が世界に誇るスポーツを観る、あるいは実際に体験することで、日本の深い歴史や哲学、知恵を獲得していきましょう。