『オンラインカジノ』というと、『スロット』を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?日本でもパチスロのお店に行けば、ラスベガスのカジノみたいに777を狙った揃えるタイプのスロットでいつでも遊べるので、一番身近な存在かもしれません。
それか『ルーレット』や、サイコロを握った手に息を吹きかけてテーブルに向かって投げる『クラップス』を思い浮かべる方もいるのではないでしょうか?あるいは、スパイ映画で主人公がカジノで遊ぶ『バカラ』を思い浮かべる方も少なからずいるかもしれません。
では『ポーカー』や『ブラックジャック』はどうでしょうか?
『スロット』、『ルーレット』、『バカラ』、『クラップス』、などは確かに人気の高いカジノゲームですが、これがすべてではありません。
本場のカジノで対戦しているかのごとく、ハラハラドキドキしながら画面の前にいるディーラーと対戦できるのが魅力で、ベラジョンカジノでも取り扱われている『ポーカー』や『ブラックジャック』について、ここでは語ってみたいと思います。
ポーカー
まず最初に『ポーカー』からみていきましょう。この『ポーカー』は確かに他のカジノゲームに比べると、少し人気が下がります。
ポーカーで勝つには手札で役を作る必要があるのですが、この役を作る時のルールがなかなか覚えられなくて諦めてしまうプレイヤー達もいる程です。
しかし日本では絶大な人気を誇る『麻雀』と比べて、この『ポーカー』は『1』、『2』、『3』、『4』、『5』を揃えれば『ストレート』という具合に、作った役に『ドラ』や『満貫』が付いたりする麻雀に比べると、実は役を覚えるのはそんなに難しくなかったりします。
そしてやはり、このカジノゲームの最大の醍醐味は『いかにして相手を騙せるか』ではないでしょうか?
アメリカでは毎年ポーカーの全国大会がテレビ放映されるほど人気のカジノゲームなのですが、視聴者が注目しているのは各プレイヤーの表情です。そうです、心の中では緊張しているのに真顔で何ごともなかったように装うのを『ポーカーフェイス』と言いますよね。
各プレイヤー、自分の手札を見た後に瞬きもせず、ただ一点先だけを見つめて黙々とディーラーにカードを配ってもらったり、勝負を挑んだりする姿が勇ましく感じられます。
また、上級者になるにつれて勝負を仕掛けた際には何も役ができてなかった、ということがよくあったりもします。これは「相手が自分を騙しているか否か?」の心理戦が同時進行に起きているからこそ、よく見られる光景です。このスリルに駆られてポーカーの虜になるプレイヤーもいるくらいです。
ただし、オンラインカジノの場合は少し違っていて、ディーラーとの直接対決となります。
また、ライブカジノのディーラーはデッキからのカードを素早く配って各ラウンドを進めるので、実際のところ、駆け引きという駆け引きはないのですが、自分の直感だけに頼ってスピーディーに遊ぶことができるので、これはこれで違うスリルがあって遊び応えがあります。
さらに、一般的な5枚の手札を集めるタイプのポーカーとは違う種類の遊びで『ホールデム』というポーカーの亜種があります。
ホールデムでは自分を含めたプレイヤーには手札が2枚しか配られません。そして、ディーラーが5枚のカードを自分に配り、各ターン毎に1枚ずつ増やしていき、ディーラーの手札が5枚になるまでに役を作れたプレイヤーの勝ちとなります。
プレイヤーはディーラーがカードを自分に配っている間にチップを投入し、勝負に乗ることができます。最後にプレイヤーのカード2枚とディーラーのカード5枚を合わせて出来た役の中で一番強い役を揃えたプレイヤーの勝利となります。
ブラックジャック
次にご説明するカジノゲームは『ブラックジャック』です。このカードは2枚以上の手札の合計を『21』にしたプレイヤーが勝つ、とってもシンプルなカジノゲームです。
オンラインカジノでもブラックジャックで遊ぶ場合もルールは一般的なブラックジャックと同じなので、ディーラーが引く手札より大きいか、先に21を出せば勝利となります。
誰もが遊び慣れているシンプルなカードゲームでもあるため、オンラインカジノのディーラーがいるライブカジノでは7人制のテーブルがいつも満席となっているくらい人気があります。
また、例えブラックジャックのテーブルがすでに満席であったとしても、自分の前に座ったプレイヤーにベットを賭けられる『ビハインドベット』も人気があります。そして、この『ビハインドベット』が、オンラインカジノでのブラックジャック熱をさらに燃え上がらせるのです。
ビハインドベットは、簡単に説明すると『自分以外のプレイヤーの勝敗に賭ける』ゲームになります。しかも、自分は直接遊んではいないのにも関わらず、自分が遊んでいるかのように一般的なブラックジャックからの勝利金を獲得することができます。
また、自分が勝利を予想したプレイヤーが『ダブルダウン』という、ベット額を2倍する行為をした際、自分もそれに便乗する形でベット額を倍にして賭けることができます。
競馬などで遊ぶプレイヤーたちも、同じ要領で結果を予想してベットを賭けることができるので、ソーシャルメディアなどでは「ビハインドベットの楽しみ方を発見した!」という投稿も見かけます。
さらに『サイドベット』と呼ばれる追加要素も人気の秘訣です。
このサイドベットは普通に21を狙って勝負を仕掛けるだけではなく、それに付け加えてポーカーの様にプレイヤーとディーラーの手元にある見えているカードを合わせて役を作れるかを予想し、ベットを賭ける行為のことです。
ここでも役には『ストレート』、『フラッシュ』、『3カード』など、ポーカーと同じ役の名前が用いられています。
サイドベットの例を挙げると、『7-7-7(ホット3)』と呼ばれる『プレイヤーが最初に受け取ったカードが7で、ディーラーの手元にある見えるカードが7、そしてプレイヤーの2枚目のカードが同じく7』になるかを予想して賭けることもできます。
この『ホット3』はブラックジャックのサイドベットでは最高の役として扱われているため、獲得できる勝利金も高くなります。
ただし、このブラックジャック、『テーブルの左側に座った方が有利』と言われているため、空いている席を探そうとしても右側だけしか空いていないということも多々あるのでご注意くださいね!
まとめ
オンラインカジノはインターネットを経由して、本当のカジノで遊んでいるかのような体験をさせてくれる楽しい場所です。また、インターネットを経由しているからこそ、オンラインカジノでしか楽しめない遊び方もあります。
それによってスロットなどが独自の進化を遂げたり、映画でしか観たことのないルーレットやクラップスで遊ぶことができるので、遊ぶ人によってはたくさんの可能性も秘めています。
とはいえ、昔、『大人のトランプ遊び』としてお父さんやお母さんから教えてもらったポーカーやブラックジャック。大人になった今、それで真剣に遊んでみるのも、オンラインカジノの正しい楽しみ方なのではないでしょうか?
『シンプルイズベスト』と言われるように、どんなに技術が進歩を遂げても昔ながらの変わらない遊び方で親しまれているポーカーやブラックジャックに、今一度、注目してみましょう。